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きしべのあざみ この頃の趣味

伊勢神宮

伊勢神宮

 


●皇大神宮 天照大御神 皇室のご先祖様

 


●荒祭宮  天照大御神荒御魂 正宮に準じる第一別宮

●風日祈宮 伊弉諾尊の御子神 特に風雨を司る神、級長津彦命、級長戸辺命。正宮に準ずる。

 

 

 

 


●豊受大神宮 豊受大御神 (外宮)

●14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。伊勢神宮は衣食住を始め産業の守り神です。

 


内宮神楽殿、下宮神楽殿

 


【神宮の神話】

 


〈天岩⼾神話〉

 


天照大御神の弟である素戔嗚尊は、高天原の大御神を訪ねました。

 


大御神は荒々しい性格の弟にその忠誠心を問いただしたところ、素戔嗚尊は、高天原にある水田の畔と溝を壊し、春の種まきや秋の収穫を妨げ、また大御神の神聖な御殿を汚し、さらに布を織る機屋に皮をはいだ馬をなげこむなど、乱暴の限りを尽しました。

 


そのため、大御神は天岩戸の中にこもられると、世界は光を失いさまざまな災いがおこりました。

 


そこで高天原の神々は相談の末、太玉命が八咫鏡と八坂瓊勾玉を榊にかけ、天児屋命が祈りを捧げました。

 


そして天鈿女命が神楽を舞うと、鶏が鳴き出し、面白い舞を見て神々がどっと笑い声をあげました。そのどよめきを聞かれた大御神は、岩戸を少しお開きになると、そのお姿が八咫鏡に写りました。

 


鏡に写る自分の姿を貴い神だと思った天照大御神は、その姿をもっとよく見ようとした時、隠れていた手力雄神がぐっと岩戸を押し開き、世界は再び光と秩序を取り戻すことができました。

 


天岩戸は

天岩戸説話は天上界の出来事ですが、ここが天岩戸であるとされる場所や関連する場所が何箇所か存在します。今回は志摩にある「天の岩戸(あまのいわと)を訪ねてきました。台風が接近中で土砂降りのなか、足をとられつつ、岩戸見物です。

 


森の中にある「天の岩戸」。湧き出る岩清水は「恵利原の水穴(えりはらのみずあな)」と呼ばれ、環境省が選ぶ名水百選にも指定されています。

 


さらに奥には風穴もありますが、今回はここまでにしておきました。

 

 

 

〈天孫降臨〉

 


天照大御神は御孫の瓊瓊杵尊を降して、この葦原中国を治めさせようとしました。その際、瓊瓊杵尊は大御神から八咫鏡・草薙剣・八坂瓊勾玉を賜りました。これは三種の神器で、皇位のみしるしとして代々伝えられることになります。実際に、天皇陛下の皇位継承の折に実在していたことを世界中の人がカメラを通して目撃しましたね。

 


瓊瓊杵尊は猿田彦神を先導として八百万神を従え、高天原から天の八重棚雲を押し分けて九州日向の高千穂の峰に天降られました。

 


また瓊瓊杵尊は、大御神から天上の清らかな稲を地上で作るように託されました。日本は昔から「豊葦原瑞穂国」といわれます。これは豊かな収穫の続く、みずみずしい稲のできるすばらしい国という意味です。

 


また、このとき天照大御神は瓊瓊杵尊に「この国は天地と共に永遠である」との祝福のお言葉を仰せになりました。このお言葉は「天壌無窮の神勅」といわれ、皇室と日本の限りない隆昌をことほぐ言葉として、長く国民の信念を培ってきました。

 

これは神代の昔からつづく皇室をいただく日本国の原点を象徴する名言と言われています。

 

 

 

伊勢神宮のお参りは、外宮を先にしてから、内宮に行くようにして下さい。

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