【熊野本宮大社】
熊野本宮大社は熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮です。同じ12の神様を祭神として、仏教、密教、修験道の聖地となりました。神と仏を同一と考え、浄土への入り口として、多くの貴族や皇族の信仰を集めました。熊野三山はよみがえりの聖地として崇められています。熊野本宮大社は素戔嗚が祭神になっています。また八咫烏が導きの鳥として、三社共通して祀られています。
【熊野大社】
火の発祥の神社でひのもとひぞめのやしろと呼ばれています。出雲一宮 国幣大社
祭神 伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命 これらはスサノウノ尊の別名
櫛御気野命(くしみけぬのみこと)
櫛御気野命が素戔嗚尊とは同一神と考えられていた時代もあり、明治に入り、祭神名を「神祖熊野大神櫛御気野命」とした。別の神としたのは現代に入ってからのことだとしています。
近代社格制度のもとで神社名を「熊野神社」として1871年に国幣中社に列格、1916年に国幣大社に昇格となり、1977年に古の名前を回復する形で現在の熊野大社と改称しました。
摂末社は稲田神社をはじめ、伊邪那美神社、荒神社
、稲荷神社があります。
〈熊野神社〉熊野三山の三神の勘請を受けた神社。熊野社や十二社も同系列で、全国各地に有ります。全国に3078社とも、2442社とも言われています。