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神様と眷属 おまけブログ1

眷属と神社

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神道で眷属(けんぞく)とは神使いで、神様に関連のある動物や、想像上の動物です。神の意思を伝えたり、ときに神様のように眷属神として、祀られています。神社によっては、入り口に随神門があり、左右に守り神として神像や御幣があります。

 


一般的には狛犬をイメージすると思いますが狛犬は眷属ではないとされています。狛犬は高麗犬の意味で、獅子とともに一対になって置かれているとする説もあり、その起源も名称が示すように渡来の信仰に基づくもので、邪気を祓う意味があります。お寺にも配置されています。

 

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仏教においての眷属は仏に対する菩薩などを指しています。薬師仏には十二神将不動明王八大童子、千手観音の二十八部衆があります。日本古来の神祇が仏・菩薩として再編され、本地仏を持つ親神・大きな神格に付属する小さな神格を眷属神としました。

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祇園社牛頭天王日吉大社山王権現の眷属神は王子の姿の八柱の神格である八王子権現があり、病気を祓う霊威歩け神様として信仰されています。

 


神社の眷属が決定した由来は、神話によるものや、故事に由来するもの、鎮座地近くに住む動物や語呂合わせなど様々です。

 

 

 

全国の眷属

 


【ねずみ】

鼠は大黒天の使いとされています。説は二つあり、大黒天は北の守り神とされ、北は十二支では子にあたることから鼠とされました。


別の説は古事記などに因み、鼠の機転に助けられました。このことから鼠が眷属とされています。


大豊神社 京都東山

大杉神社 茨城県稲敷市 関東や東北地方に分布する約670社を数える大杉神社の総本社。

 


【うし】

天満宮、天神様

牛は菅原道真公の使いとされていまさす。丑年生まれだからとされた説と、葬儀の時に道真公の遺骨を運牛が道端に座り込んだ故事に因み牛とされた説があります。境内の牛をなでることで、病気平癒の願をかけます。

 


【とら】

虎は毘沙門天の眷属とされています。基本的に仏教寺院の境内に置かれている狛虎ですが、神仏習合時代の名残で神社の境内でも狛虎が見られることがあります。毘沙門天は武術の神様で、神社、お寺に祀られています。また、徳福、財福の神ともされています。疫病、無病息災の神としているところもあります。


【やたがらす】

ヤタガラスは足が三本のカラスです。熊野から大和へ向かう時、八咫烏が現れて一行を先導し無事大和を平定し初代天皇となりました。神武天皇のこの神話に基づき、熊野三山では八咫烏を神の使いとして信仰しています 。熊野大社の祭神素戔嗚尊に仕える眷属です。神武天皇を大和橿原まで先導したと古事記にあります。八咫烏は太陽の化身で三本の足があります。この三本の足はそれぞれ天・地・人をあらわす、といわれています。


【狐】

狐は稲荷神の眷属神とされています。穀物を食べるネズミを獲るから、とか、位経王大菩薩)の眷属(お使い)とされていまさす。民間伝承においては、稲荷と狐はしばしば同一視されていて、百家説林(ひゃっかせつりん・ひゃっかぜいりん)に「稲荷といふも狐なり 狐といふも稲荷なり」という女童の歌が記されています。また、稲荷神が貴狐天皇(ダキニ天)、ミケツ(三狐・御食津)、野狐、狐、飯綱と呼ばれる場合もあります。


【蟹】

蟹を眷属としているのが、金毘羅神宮とされていますが、讃岐の金毘羅神宮の蟹は眷属ではないという説も。金毘羅神宮こんぴら狗(いぬ):飼い主に代わって代参した犬の像とあり、蟹も奉納された象であり、神社の作った象ではないらしいです。小野の金毘羅山の蟹は、有明海の守護神が、蟹で、蟹は堅い甲羅に覆われているので、鉄炮の弾も跳ね返すとか、卵もたくさん産むので、子孫繁栄祈願ということで、蟹にしたらしい、ということでした。金毘羅神には,魚介類に関する禁忌があります。カニを金毘羅神の使者として,信者は食べないという伝えは広いようです。カニを水の神の使者とする信仰の変化したものであるが,権現でも,カニを食べたあと50日は参詣してはならないという厳しい規定があったとされています。蟹は眷属か否か、よくわかりませんでしたが、民間信仰は伝わりにくいようです。よって、民間信仰では蟹は眷属です。


【猿】

山王神社の神猿(まさる)

山王信仰では、天台宗のお寺の広がりと共にお猿さん、魔除けの神猿さんも広く知れ渡りました。

猿を神と考えた地方は多く、山王権現(さんのうごんげん)は猿を神の使者としています。また庚申(こうしん)信仰と結び付いて三猿の石像として祀っている地方も多いようです。

 

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【鹿】

春日大社が創建された768年に、武甕槌尊が鹿島神宮から帰るときに白鹿に乗っていたことから、この地に生息していた野生の鹿は神鹿(しんろく)と呼ばれました。

 


眷属と神社の関係も古事記と絡んでいたり、面白いですね。また折をみて、追加したいと思います。散歩は体力増進にもなりますから、ゆっくり進めたいと考えています。

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