azamiの趣味 離島生活

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山岳信仰 岩手山

 

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岩手山は標高2,038mの成層火山です。二つの外輪山があります。奥羽山脈の岩手県域の北部に位置します。岩手県の最高峰で、日本百名山に選定されています。

奥羽山脈の主稜から離れた独立峰に近く、姿は富士山のような裾野を広げた美しい形をしています。

山頂に三角点があります。

古来信仰の山で、山麓の滝沢村、盛岡市に岩手山神社があります。山頂の外輪山を囲む石仏が名残です。


登山道は7本あり、入山ルートと下山ルートの組み合わせにより、様々な登山を楽しめます。


岩手山神社の山伏神楽(三阿弥陀神楽)は修験系統の神楽で、江戸時代から続くとされていますが、「修験大蔵院がはじ めた神楽」以外の情報がないため、その経過については把握されていない。さらに現代において, 神楽の存続のために隣接地域同士での「神楽の譲渡」が行われるなど,貴重な事例であることが 明らかになっています。


岩手県では、神楽の流れを流派と呼び、早池峰神楽や山麓に伝承される神楽、黒森神社や夏井大梵天神楽などの系統があります。岩手山 や早池峰山は盛岡藩主南部氏の信仰も篤く,各登山口にそれぞれを管理する修験山伏が配置され ていて,その周辺地域には修験由来の神楽が伝承されています。


獅子頭の権現さまが神座に即き,この権現さまが曲目の始め または終わりに必ず舞い,庶民はそれに呪法的効果を期待するのです。修験道廃止によって山伏はみな 帰農して,芸能はそのまま継承して現代に至っています。「権現様」と呼ばれる獅子頭の敬承が修験系神楽にとって重要なことです。獅子頭の「権現様」は神仏の化身と されていています。


岩手山麓の神楽として盛岡市玉山の城内神楽や川又神楽,太田の 八ツ口神楽は、それぞれの舞の順序や特徴があります。継承については、文献が少なく、口伝によるところが多いです。

 

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