奈留島の2軒のスーパーには当然のように入荷しない。先月末にお米が切れた時には、焦りました。スーパーの棚に並ぶのは、どちらのお店も2、3種類の米だけ。

10kg1万円2千円? いやお米ってこんなに高いの? 普段はAmazonで買い物しているので、気がつきませんでした。
できれば全て島内で買い物したいのですが、こちらはキツキツの年金暮らし、お許しいただきたい。トイレットペーパーや洗剤、大量まとめ買いをすると、島の3割引きくらいで買えてしまいます。
携帯会社がauなので、Amazonプライム会員の料金が含まれるプランに入っています。
すると、送料がかかりません。これは年間利用すると、10万も安くなっています。
で、Amazonに先月あたりから、政府備蓄米がポツポツ入荷しています。


そうですよね、いつからあんなに高価な米を食べていたのかなあ。私は年金暮らしになるまえは、物価のことなんて考えてなかった。
夜9時に最寄り駅に帰ると、スーパーに突進、肉か魚、野菜、カゴに放り込んで帰宅。15分で3品と汁物を作り、15分で食事を済ませる。
それから深夜までが、自分時間になる、なんとも慌しいゆとりがない生活半世紀もしていたんだ。疲れ切って、体も心も限界だった。
今思うとね。離島に来て、初めて人間らしい生活をしていると言いたいけど、島はとにかく物価が高い。選択肢が限られているから仕方がないけど。

でもね、魚は漁協で買えば1キロ200円とか、300円で、鯵もイワシも、キビナゴや鯖まで買えちゃう。これは昭和45年に夏休みの宿題で、物価調査をしたころと同じ価格だ。
肉は必然的に国産の肉、五島牛や鹿児島牛、熊本、豚も鶏も国産だ。東京のスーパーでは、当然ブランド肉でならぶ商品だ。
先日、ビニール袋に輪ゴムで封入されていた肉なんて、買ってびっくり、マジックでヒレと書かれていた。百円? 300gはあるよね。
残っていた3つを購入。
ヒレどころか、ゴリゴリのすじ肉だ。圧力鍋にいれて、10分でとろとろになった。この肉、すごい美味しい。カレーにしたり、野菜と煮付けたり、日本橋のタイメイケンや、椿屋のカレーに匹敵する。


でも、島の人は日常がこの肉なんだよね、ブラジル産の鶏肉なんて、食べたことがない。
とくに、美味しいとは思っていないのだ。
脂が網の目に入ったステーキが100グラム300円でも高いと言う。選択肢がないなら、普段使いでその価格は高い。しかし、これだけのお肉、ステーキにして、銀座で食べたら200g5千円だよね。
それが、600円なんて、信じられないが、毎日となると、価格的には高級過ぎて買えない。
毎日がとんでもなく贅沢な暮らし、でも維持するためには、畑で野菜を作り、フルーツは木からもいで来る。
友人はハーブをたくさん育てている。来年は必要なハーブは手に入るかな? 販売するのだろうか?

そうだ!
政府備蓄米食べたんだ。
6キロで2600円。
炊いてすぐなら、粘り気もあり、味も香も問題ない。6時間保温すると、色が悪くなり、艶が落ちる。多分味も香も抜けてしまう。
12時間では、丼物や、チャーハンで食べると問題ない。つまり合格レベルだ。
助かります。お米が買えないと悩む日が、まさか老後に待っていたとは、想像したことがなかった。これから、もっと焦ることもありそうだね。
ひとつずつ乗り越えて行くのも楽しみのうちに入るかなあ。