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山岳信仰 福島県信夫山

 

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信夫山は福島県福島市の中心市街地北部にある山です、標高275m。

信夫山は、福島盆地の中央に位置する周囲約7kmの美しい山です。

 

中央に羽黒山、西に羽山、東に熊野山、さらにその北に立石山などの峰から成り立っています。昔から山岳信仰の地として知られ、各山頂には信仰対象の神仏が祀られています。

 

福島盆地は、1000万年前までは海底にありました。500万年前から奥羽山脈の隆起と火山活動が活発となり、信夫山付近はマグマが貫入して非常に硬い岩石になりました。さらに50万年前頃に隆起した盆地は吾妻山麓から国見にかけた断層線に沿って陥没しました。

 

やがて氾濫原や沼地となり、その後、扇状地となりました。信夫山は非常に硬い岩石や粘土質のため、福島盆地に孤立丘として残されました。つまり、山ではなく、丘だと言うことです。

 

【信夫山にまつわる噂】


信夫山に点在する防空壕では、昔から数多くの事故が起きており怪我人や死人も出ています。過去にこの場所をロケ地として撮られた映画は、撮影時に亡くなったスタッフや大やけどを負ったスタッフもいたようです。心霊オカルトマニアの間では、有名なスポットです。


また、この山にはいくつかの展望台があり、中でも第二展望台は幽霊を見たと言う証言が多いところです。さらに、この山の頂上まで登ると、霊感が無い人でも、兵隊さんが見えると噂されています。


信夫山の展望台へと向かう途中にある鳥居をくぐると、そこから先は明らかに妙な空気に変わります。
さらにその先の展望台へ進むと、恐ろしいものを目撃してしまうと言われています。

 

防空壕のある場所では今でも不可解な事故がよく起きているようです。訪れた人々がよく怪我をしている場所がこの防空壕のところです。山の付近の住宅では昼夜を問わず、頻繁に怪奇現象が起こり、同時に幽霊の目撃談もあります。旅館の火事で死傷者を出しています。付近のトンネルでは声が聞こえたり、気配を感じ、実際に見たという事例が多い、地元では有名な心霊スポットとです。

防空壕に並ぶのが、この山の付近にあるトンネルです。幽霊を見たという話は尽きず、夜中に自転車で走行していると真後ろで気配がし、さらには人とは思えないような叫び声を聞いたとか、ネットで検索するとゴロゴロ出てきます。


昔から、霊山として信仰されています。ふざけて、山を荒らすのは、やめておきましょう。 

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【霊山としての信夫山】

信夫山の伝説は数多くありますが、記録では、天安元(857)年慈覚大師が寂光寺を開き、康平7(1064)年に信夫庄佐藤基治が七曲坂を開いた時にはすでに羽黒神社、黒沼神社があったことがわかります。

慶長5(1600)年松川の合戦で黒沼神社付近は伊達政宗の本陣となり、寂光寺の僧兵も上杉軍と戦い、敗れた政宗とともに仙台へ逃れ、焼けた寂光寺は青葉山寂光寺として再現されました。 

 

元禄時代には、岩谷観音磨崖仏が彫られ始めました。
また信夫山は、江戸時代前から金鉱山として有名で、羽山の金竜抗などがありました。

 

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