奈留島には砂浜はほとんどなくて、浜は玉石に埋め尽くされています。
私は海がない山梨県生まれ、玉石は河原に落ちていましたが、たまに1個か2個拾えるくらい。
大切にポケットに入れて持ち帰りました。
じっと見つめていると、石の中に宇宙が見えたり、微生物の世界を感じたり、楽しいひと時を過ごしました。
それが一面玉石、バケツいっぱい拾って帰って、ひとつひとつ真水で洗いました。
干したら、カゴに入れて、さて、どうしてくれようかと眺めていました。
一回目の石に全部絵を描いてみると、ペイントマーカーののりがいいの。
さっそくイラストレーターの兄に報告。
「いいんじゃない?」
あー、キャンパスには見えないのか。
石を拾っていたら島の住人に「おばさん何してるの?」
怪訝そうに石広いを手伝ってくれました。
「でも、島の人にはただの石ころにしか見えないよ」
と言われてしまう。
だけど、ネットで調べたら、世界中に玉石に魅せられた人がいることが判明。
何か好きなものを作りたい。玉石と紐で編んだもの、マクラメ編みを組み合わせられないかなあ。とか、しかし先駆者はいるもので、なかなかオリジナリティは出せないのです。
面白いんだけど、どうにもならないこの気分。
だって腰痛が酷くて、石は重たい。
できるなら、子供の頭くらいの石のオブジェを庭に起きたいんだけど。
あと3日はじっとしていないと、歩くのにも難儀しています。
あっ今日はカボスを絞らないと、カボスのゼリーはすごく美味しくて、もう在庫がない。