島はカラカラです。この際、台風でも来て欲しいと思いほどです。
猪対策はなかなか上手く行っていないみたい、日本各地の片田舎は鳥獣被害に喘いでいます。
離島に暮らして、まだ致命的な被害にはあっていませんが、都会では想像できなかった予測不能なことが起こります。
昨日、猪対策を町の支所にお願いしたけど、そもそも猪対策班は2.3人しかいないらしい。しかも親族なのだ。
さあ、怒鳴りこんだのは、支所ではなく、多分身内の立場で来たのだろう。「猪が出たくらいで、休みの日に、しかも夜に電話しないで」
いや電話したのは、平日の午前中だ、前の日に2時間も畑を荒らしていた。石垣の石が我が家に落ちてきた。そこで、どうにかして欲しいと電話したのだ。
ダム工事のため、猪よけの柵が開いているのではないだろうか? と、相談した。
それが、三連休初日の夜に、猪が再び訪れて、ガサゴソ2時間も穴を掘りまくる。たまりかねて役所に通報したのだ。
夜勤のおじさんが出た。どうしたらいいのかと、質問されて、ならば消防か警察に通報しようか?と言ったら、担当に連絡してくれると言う。
連休明けに役所の職員が来たが、自分の畑は自分で守れと言う。
自分の畑でも自分の土地でもない、第一猪駆除の予算が出ているはずだけど? 申請が必要なら申請書を出すから、柵か罠をお願いするように頼んだ。
すると、来た職員(親族)が、ここは東京と違うから、東京のやり方は通用しないと、怒る。
しかし、親族である、職員なら、許さない発言だ。
行政にお願いしついるのに、親族の顔で来られたら話しにならない。夫は隠れたのか出て来ない。
さて、困ったと睨みあったら、怒った様子で帰って行った。そもそも、生息している猪の割に、スタッフが少ないのだ。
そこに罠をしかけると、また他から罠が欲しいと要請がくる、一軒のためにそれはできないと言っていた。しかし、集落のためなのだ。
猪は里に降りては行けない、里は危ないと教えてあげる必要がある。しかし、話しにならない、通じないのだ。
3年前に罠をかけたけど、まったくかからなかったとほざく。だから、今毎日来ていると連絡しているのに。わからない奴。
東京と違うだって、当たり前だろ。
まったくの屁理屈で目の前の現実を見ないのだ。離島が直面しているのは、働き手の不足。
でも、今実際に困っているのだから、そんなに怒らなくても良さそうなものだ。
そうして、みんな諦めてしまうのね。
草刈りだけでも大変な作業だ。