【くじら座】
全天88星座のなかで、4番目の大きな星座ですが、暗い星で構成されていますので、見つけにくいです。おうし座のプレアデスから探すと見つけやすいかも知れません。はくちょう座のデネブとカイストの中間当たりに、くじら座の頭の部分があります。
暗いですが、古い星座でバビロニア時代から確認されていました。くじらの首のあたりに変光星ミラがあります。超有名な星ミラは初めに発見された変光星で、2等星から10等星まで変化します。周期は332日ですから明るいときには肉眼で確認できます。
【星雲、星団】
M77の渦巻き銀河があります。距離は4700光年広がりは17万光年。宇宙の単位は想像し難いので、単に数字としてインプットされていますが、宇宙の広さを数字で表すってすごいことです。
【ペガスス座】
ペガススは秋の四角形と呼ばれ、秋の星座を探す道標として覚えておくと便利です。
西側の辺を伸ばしたところに、南のうお座フォーマルハウトがあります。白く耀く星なので、すぐに見つけられます。四辺のうち北東のアルフラッツはアンドロメダ座に含まれます。
【ペガスス座の神話】
ギリシャの勇者ペルセウスの天を駆ける馬です。生贄にされたアンドロメダ姫を救ったときに、ペガススに乗って現れました。
【星雲、星団】
M15の球状星団があります。
NGC天体でもあります。
ここまでくれば、秋の夜空もあと少し、全天制覇しましょう。そう言えば、ペガススは無線をしていたときのニックネームで、ペガサスじゃないのか?と、よくご注意頂いた。
ペガススはラテン語だそうです。天文分野ではペガススを採用しているとか。ちなみにペガススはメデューサから流れ血から生まれました。