カシオペア座は北極星の近くにあり、1年を通して見られます。wの形をした星座で、皆さんによく知られていますね。王様がケフェウス座、女王はアンドロメダ姫です。女自慢が過ぎたため神々の怒りをかい、1年中椅子に縛られて天を巡ってています。
【カシオペヤ座の星雲と星団】
カシオペア座は天の川の中に位置しているので、星雲、星団がたくさん見られます。代表的なものとしては、M103の散開星団があります。まばらな星団ですが、美しいです。暗い空ですが、望遠鏡で眺めると、このあたりには二重星や370個もの変光星があります。まるで宝石箱のような華やかさです。
【カシオペア座の神話】
古代エチオピアの王家にまつわる神話のひとつです。アフリカのエチオピアとは別の国です。シリアやエチオピアのあたりに位置していた国で、ギリシャ神話にはよく登場します。
カシオペアは美しい女王でしたが、娘の美しさの自慢が過ぎてポセイドンの怒りをかってしまいます。椅子に縛られた姿のまま天に上げられました。