おはようございます。今日はちょっと湿気っぽくて、呼吸が楽な陽気です。
我が家の裏の畑は、鳥や虫が地球の人口ほども遊びに来ます。養いきれる訳がないのに、夫が気まぐれに米を撒いてあげます。山には木のみが実り、畑には菜葉が作られています。彼等は、双葉のうちは食べない、本葉が出て来ると、翌日の朝にはすべて平らげてしまいます。皆んな防虫ネットをかけていますが、裏の畑は無防備でした。
一夜のうちに、アスパラガスのように芯だけ残った畑。いっぱい食べたね。
家を覗くカラスの声は、明るく力強い。ひととき、カァカァと鳴いていたのが、高笑いに聴こえる。それが、ギャ、ギャと変わりました。すると、バサバサと羽音がして、普段は畑の脇の木に止まっているトンビが舞い降りる。毎朝繰り返しています。
ところが、更に一羽が舞い降りた。グア、グアンと、の太く鳴くのはアオサギだ。一斉に他の鳥が飛び退いた。アオサギは長い足で畑を歩きまわります。遅れて来たのはカモメだ、カラスの止まった枝に降り立ち、しばし向かい合ったかと思うと、カラスが飛び去った。カモメが畑に降りるとアオサギも飛び去った。カモメは悠々と畑の隅々まで見回るように、ゆったり移動している。
都会では絶対に見られない光景だ。