おはようございます。
夫は毎日炎天下で、畑仕事をしています。鉢巻をした頭にあせもができて、痛い痒いで、薬を塗りたくっています。シッカロールでも買って来て上げようかと言うと、汗の量に対抗出来ないから無駄だと意地を張ります。
苦労して耕した畑、上からは雀やひよどり、カラス、もちろんネットはかけてありますよ。土壌からつくり直さないと、何も育たないことがわかりました。虫たちの攻撃はハンパない、菜葉は一晩で茎だけ、きゅうりは日照りで育ちません。舐めてた。夫は東京の家庭菜園でも、誰よりも上手にトマトやナスを作っていたので、まさか自分が自然界との闘いに敗れるとは、とんだ計算違い。
今は段田畑の1番上を貰えたので、そこまで登る道を整えてます。
何年も、いや10年以上放置されていた畑はたくさんあります。一声かけるだけで『どうぞ、どうぞ』と簡単に貸してくれます。
しかし、木の根が蔓延り、背丈ほどの草が伸び放題。土は粘土質、果たしてどうなることやら、夫の夢は遠ざかるばかりです。
お世話になった練馬の隣人たちに何か届けたいのです。よい心掛けなので、邪魔はしません。
奈留島の隣人が、福江に出かけたとかで、かまぼこを土産に持って来てくれました。
かまぼこは、東京では『薩摩揚げ』のことです。白身の魚のすり身に、砂糖、みりんなどの調味料で味付けして揚げたもの。初めてご馳走になったときは、衝撃の美味しさでした。ばあちゃんの手作りで、遠慮なんてしてられないほどたらふく食べました。あれから、あの味には出会ってないのです。
昨日はそれの高級板か、鶏肉や豚肉のすり身が混ぜてあります。これはこれで美味しいのですが、この味じゃない。白身の魚が手に入ったら、自分で作ります。