良い天気です。朝6時には夜も明けて、爽やかな風が吹いています。アオリイカの産卵場所はまだ閉鎖されたまま、凪になれば解禁になると思いきや、海が四日もら荒れていた間に稚魚もどこぞに姿を隠してしまったみたい。
イカ食べたい、伊勢海老食べたい、鮑食べたい、鰻食べたい。40年前には相ノ浦湾で釣れた魚がまったくいない。護岸工事をしたためだとか、潮の流れが変わったとか言われていますが、かつては漁業の町、ここまでひどいことになっているとは、想像もしていませんでした。
マメゾウに来るお客様も、既存の生地の柄や、デザインがちょっと好みに合わないと、一生懸命探しますが、みかねて「好きな生地があったら、お好みのデザインで作ります」なんて、口を滑らせてしまう。結局、自分が大変な思いをするのに、仕事の幅を広げてしまうのは、悪い癖。年齢も加算されたので、自重するしかないのですか、目の前に仕事があるのに、諦めるのも、ちょっと考えてしまいます。