昨夜8時にベッドに入って、YouTubeチャンネルを見よと思ったんだけど、どうやらそのまま寝てしまったようです。5時に目覚めました。
夜1度も起きなかっのは快挙です。一年ぶりか、もっと前以来です。
睡眠は大事ですよね。もともとショートスリーパーで、寝起きが悪いってこともなく、目が覚めた瞬間から完全覚醒しちゃうんです。
30代の頃に全身麻酔の手術をしたのですが「あおしまい」と言う声に目を開けると「痛くなかった?大丈夫?」と、医師が焦っていました。本当に傷口の縫合が終わった瞬間に目を開けたので、かなり驚いたとか。
これ、かなり嫌なことなのです。交通事故にあった時にも、フロントガラスが割れて向かってくる様子がコマドリのように焼きついて、その後対向車が迫って来てぶつかるまではっきり見ているのです。救急車を呼ぶのも、問いかけられれば、正確に受け答えをし、意識が遠のくってことがなかった。
いや、脳梗塞で倒れときにも、床の柄が迫るのをはっきり覚えているし。嫌だなあ、痛いし、トラウマになっています。
そうだ、つい先日、湯上がりに立ちくらみがして、そのままドアからよろけるように出た時にも、掴まりたい柱の年輪がまじかに見えてた。
嫌だなあ、もしギロチンにかけられたら、首が落ちる寸前まで、ハッキリしてるってことじあない。怖いなあ、心電図が止まる瞬間までモニターを確認してるってことでしょ。
もうだめだと分かったら、睡眠薬を大量に投与して欲しい。そうだ、主治医に今からお願いしておくことにします。良かった、島には病院は一軒だけ、主治医が全てなのだから、都会より安心だ。
多分父親が軍人で、集合の合図があれば、直ちに集まらないと機嫌を損ねてしまうので、私たち兄弟は皆同じ、軍隊教育を受けたのだ。
朝7時には、顔を揃えて食事、夕食は夜7時。「いくぞ」と呼ばれたら自家用車の前に集合する。遅れると、置いて行かれる。
みんな、幼い頃に置き去りにされたに違いない。覚えていないが、時間に遅れることは、自分が許せないと刷り込まれている。
会社に遅刻してしまったときには、いたたまれず、7年勤めた会社を退職した。本当ですよ、一回の遅刻で自分が許せなくなってしまったのです。
うちの夫は正反対、時間通りには、何事もできない。妹と待ち合わせをして、20分遅れたら、人格まで否定されるほど叱られた。たまりかねて家の夫に何を言うか!と助け船を出す始末。
いや、私は毎日そんな男と生活してるが、夫にだって言い分はあるはずだ。そんなにきっちり生活してたら息が詰まるってね。
これは両極端な2人が共に生活するのだから、互いの生活リズムには口を出さない。ルールができています。
デートに2時間も遅れてきたり、引っ越しの日に、予約のフェリーに乗り遅れてたりしたけど責めても始まらない。次のフェリーを予約して、港の近くのホテルを手配した。大したことじゃないと、やり過ごしてきたが、妹はそうは行かない。死ねばいいのにと情け容赦ない罵声を浴びた。
まいったなあ、夫はすっかり落ち込みちょっと挙動不審、甘やかしてきた私もいけなかったかなあ。