azamiの趣味 離島生活

きしべのあざみ この頃の趣味

服は着ていますよ

今日はがらりと変わって身だしなみについて話してみたくなりました。

 

大半の人と同じ、引きこもりの生活が続いています。

 

昨日ランチを食べに出かけたラーメン屋で、ひどく嫌な思いをしました。

カウンターとテーブル席がありましたが、ひどく差別的な対応に唖然、逆に面白くなるほどです。

 

カウンターの角の席に案内されたきり、呼んでもオーダーを取りに来ない。しばらくして、店員が近くに来たので注文、セットの柴漬けがたった一切れしかついていない。

 

1人だけのフロアーの女子店員が明らかにこちらの様子をチラチラ見ている。食べ終わると同時に皿を下げて、まだ席にいるにもかかわらず消毒剤をこれ見よがしに巻き散らし、レジに行くと、手で払うように制されました。

「あちらのお客様が先です」でも、その方は、まだ上着を着ようとしていました。私はすでにレジにいます。

 

これは?

 

たまに来る店で、こんな扱いをうけたことはない、なにが起こったんだろう。

 

店を出て、靴やのショーウィンドを眺めていても、愛想のいい店長はギロリと目をやるだけで来ない。

やはり、なにか違う。

 

隣りのカレー屋さんで、持ち帰りカレーを買おうと立止まり質問した。

『どれが1番辛い?』

『ドレニスルカ、ハヤクシテ』

おや、こちらも手で払うような扱い。

 

この酷い一日を夫に話した。

 

『鏡見てご覧、そんな婆さんだれも相手にしないよ』

 

え! 外見だけ!

 

そりゃ、引きこもり中で、スッピンだし、髪はあちこち跳ねている。ジーパン姿でコーデネイトなんて無視。パジャマと似たり寄ったり。よれよれの肌触りがいいお気に入りのTシャツ。

 

商店街に行くのは会社の帰りだけでしたから、たしかに化粧はバッチリで、髪もセットしてあります。ハイヒール。または舟底のパンプス。今日はよれよれのスニーカー。サイドにほころびはあるが、1番履きやすい。

 

見た目。年配者諸君、こんな日本なんですよ。歳を取ると、舐められ、軽くあしらわれるような、品位のかけらもない人たちで溢れている。こんな教育すらできないような悲しい世の中です。

 

たとえ仕事が休みでも、芯からくつろいでは危険です。引きこもり中のみなさん、外に出るときには身だしなみを整えて、キリリと引き締まった顔を作りましょう。

 

『昨日来た者ですけど、人によって、漬物の種類や数が違うの?』

 

私は今日もラーメンを食べに行き、店員に昨日も来たけど、覚えているか聞いた。

 

「いえ、昨日は気がつきませんでした、中村さんなら気がつきはずなんですが」

 

ふーん。店員は名前まで知っていた。やはり気が付かなかったのか。

 

でも見た目でこれほど態度を変えるとは、老人よ、先行き険しい道が待っている。

 

油断召されるな。人並みの扱いをされたいのなら、武装してから出かけましょう。今は内面より見た目勝負。

 

まあ、昨日の自称カジュアルのよれよれファッションでは、レストランには入れてもらえなかったかも知れません。勉強になりました。