男尊女卑社会
欧米社会からみたら、男尊女卑かも知れませんが、家庭の中に入れば女性は『かみさん』と呼び、敬意を持って、大切にしてきました。
危険な戦は男性が赴き、家庭は女性がしっかり守る。これのどこが、男尊女卑なのでしょう。男女に体力差があり、どうしても構造上、女性が劣る。
私は社会で仕事をしてきました。女性でははじめてとされる、企業でチームリーダーを務めてきた時、上昇思考の女性は少なかった。本来味方になる女性たちが、受け入れないのだ。
外で働く上昇思考の女性にブレーキをかけていたのは、女性であった。
つまり、男女の働く場所の土俵が違う。欧米並みに、外に出て働くことが理想だろうか。
男女がそれぞれ居心地の良い場所で過ごすことの方が望ましいのではないだろうか。
と言う考えが根付いていた。
今、日本はとても病んでいます。女性の立場が低いという認識はもはや、ないだろう。大半の女性はすでに、家庭の中では頂点に立ち、夫たちは小さくなっていませんか?
それこそ、今の社会を蝕む病です。適材適所の思想であり、女性の立場は守られてきました。今更欧米を見習う必要がありますか。
私は集団ヒステリーのような世の中が怖い。誰かが言い出せば右に習えの世の中が怖い。
外で命がけで戦ってきた男性に、くつろげる場所を提供して、労いの言葉をかけて助けるのを男尊女卑というのか。
外に出たい女性は外に出られる。学びたいなら学業に男尊女卑はない、社会に出て、女性が上に立てないのは、能力の違いではないのか。体力の違いではないのか。
家庭も、社会も男女のチームであり、男性は戦士で、支えるのが女性。ときに、女性も戦士を希望すれば、戦士になれる。
オリンピック委員会の森会長のあとを、無理に女性にする意味があるのか、男女どちらでもいいのではないか。世界の反応に戦々恐々とするのは、卑下しすぎだ。
欧米社会や、世界から見た数字を信じる必要はない。自分たちか居心地のよい社会を築いてきたのに、なにを崩す必要があるのか。
タバコを嫌煙権だとか大騒ぎして、喫煙者を締め出し、老害だとか言って、年寄りを締め出し、天災を人災だと言って、保障を求める世の中は間違っている。
天災にあったら、みんなで助け合う世の中が、かつての日本には確かにあった。火事にあえば、近隣の家にも、火事見舞いが届いた社外があった。
すべて欧米を見習うのは、失敗への近道だ。やりたい事ができる社会を私たちは手にしている。人の話に耳を傾ける努力をしてほしい。
少数派を切り捨てる集団ヒステリーを収めるリーダーこそが不足している。