おはようございます。
野鳥とカエルの大合唱で目が覚めました。ついでに横には小川が流れていて、山の水は海に排水されるようです。水量はここのところの雨でザーザー流れています。
島生まれ島育ちの妹がなん度も抗体検査キットを使うように強要するので、役場にコロナの様子を聞いてみました。
何か対策はしてるんですか?
いや、今は落ち着いてますよ。
島に入るに当たって、接種証明とか、マスク着用の義務はありますか?
フェリーでも、検温もありませんでした。それに私たちは九州フェリーも、太古丸も個室でした。フェリーではそんなことは関係なく、感染するときには、すんごい確率で感染するのでしょうね。
役場では、今ではなにも対策は必要なしとのことでした。と、妹に言ったら、私は職業がら困ると言う。老人施設で働いているのです。
「あんたたちはいいかも知れないけど、島では困るのよ」
「なら、1週間自主隔離するから来ないで欲しい」と言ってやった。そもそも、妹には何も頼んでいない。引っ越して来るまえにも勝手に出入りしていた。掃除をしてくれたらしいが、どこも真っ黒に雑巾が汚れる。掃除したのはどこだんべ。
そのすぐあとに、食事を持って来ると言ったので、お断りした。
今日食べないと傷んでしまう生鮮があるので、いらないと言うと、あれも、これも勧めてくる。訳がわからん。少し強い口調で必要ないと言ったら、すでに作ったと言う、なら食べると言ったら、あとで持って来ると帰って行った。
私はすでに、炊飯器も、鍋もスタンバイしている。肉も魚も博多ベイサイドのスーパーで買って来たので心配ないし。まあ、作ってくれたのなら食べます。
ブリのアラを煮た。そうめんがある。炊き込みご飯を炊いた。はいはい、それならありがたく頂きます。と伝えました。
しかし、夕方7時になっても夕食は届きません。あーめんどくさいタイプなのだ。なるほど、我が家からの帰り道、やっと要らない、必要ないの言葉を理解して、ブチギレたのだ。
まして、役場に確認した時点で、私が抗体検査をしない主張をひっくり返す理由が見つからない。1週間の接触禁止と、やっと、伝わったみたいだ。こんなに歓迎してやったのにと、遅ればせながらブチキレた。あまりの幼さと素朴さに、カラカラと笑ってやるもんね。
曖昧さは避けて、きっちりはっきり話さないと、大変な目に会うことを痛感した。デパートのパートさんたちにもたくさんいました。こんな女性たち。自分では責任を負わない前提で、言いたい放題、やりたい放題。罠にも嵌める。真っ直ぐを信条とする私には理解し難い。
社会で男女格差が著しい。
当然だ。旦那を盾に傍若無人だものね。責任感なんかどこにもない、多勢に無勢狙いだ。私はいつもひとりで抵抗する。必ずひとりひとりと向かい合う。集団では勝ち目がないからです。すると、つるむやからは、簡単に味方になります。脅したり、宥めたり、すかしたりします。
妹とのお付き合いも、ゲームみたいなもので、多少の楽しみでもあります。
「やり過ぎは禁止だよ」
うすうすと笑う私に、夫のセーフティメーターが働き、セーブがかかりました。
いやね、そろそろ堪忍袋の尾も切れそうですけど。ある日、電話で絶交を一方的に告げられていたはず、いつの間にか何事もなかったようによって来る。まあいいけど理由が分からない。
田舎に移住を決めたのは、夫名義の家があり、固定資産税も払っているから。
それなのに、妹夫婦が勝手に住み着いていると知ってしまいました。
妹にとっては、私たちが帰るのは不都合だったのです。それで絶交を言い渡すとは、あり得ないし、幼稚過ぎる。出て行けとも言えず、困った挙句に私たちは、固定資産税を払っているにもかかわらず、借家を借りました。絶交と言えば縁が切れるのか。
とにかく、新参者として、島のやり方と言う言葉には惑わされない。間違っているのなら、正さないといけない。こちらが曲げる必要はないのだ。あーめんどくさい。
私には理解出来ない。なんだっていつもわあわあ騒いでいるのだろう。こんな場合は無視するに限ります。妹が食事を運んで来なかったことも、まったく気にしていない、そもそも気がついていない振りでやり過ごすことにしました。
移住初日からややこしいったらない。
しからば、私は常にはっきりと物申すことに決めました。曖昧は誤解のもと。
関わらないで欲しいが、親族ではそれは出来ない相談ですから、勝手にヒーヒー鳴いてなさい。