おはようございます。
やっと昨夜12時に横須賀港を出港しました。
積み残した荷物にダイニングテーブルと椅子二脚はショックでした。夫は少し落ち込んだ様子でしたが、今朝は爽やかにお目覚めです。
朝食をもりもり食べていたので、被害金額を読み上げました。新しく買い直す羽目になった掃除機、テーブル、椅子、ラグマット、食器棚、どれも安っぽい素材になりました。
「えーい、みんな捨てちゃえ!」
そんなことになるのではないか?
昨日の朝は、いろいろ事後処理の電話を、横須賀のホテルでかけまくり、もはや、クタクタです。流石の夫もうなだれて、いました。
少し警戒はしていました。前の家の鍼灸の先生には、残したゴミ袋を回収日に出すようにお願いし、裏の家の若者には、シュレッダーが必要な書類を箱詰めして送るように、バイド料金を振り込みお願いしました。
明日の船の手配、予約していたホテルのキャンセルと、再度の予約。博多から奈留島までのフェリーの日にち変更、すべてやり終えてほっとしました。
「今日で正解だね、太平洋でこんなに凪いだ海見たことないよ! 」
この男は本当に凄い、すでに切り替えてご機嫌です。ほんと、こうあるべきだ。こんな男を何十年も支える私はまったく優秀な秘書です。
そして、船の中で、私は疲れ果て、夫は施設の見学に余念がない。いちいち子供のように報告に来る。
「もうすぐ姉妹船とすれ違う時間だよ、甲板で見送ろう」
凄い、私は横たわる時間もなく、引きずり回されています。
今は昼のメニュー表を見て、ワクワクが止まらない。
船に乗り遅れたと兄貴と、弟に報告した時には「まったくお前たちは何をやってるんだか」と、セットで叱られました。
さあ、夜9時には新門司に到着します。