気温はまだ高い27度くらいあります。澄んだ空気と蝉時雨、虫の声は何種類いるのだろう。日本人だけに聞こえると言う虫の聲、これは嘘だと思っています。外国人には、雑音にしか聞こえないってのが正解では?
我が夫も耳が聞こえにくくなったのか、これだけ脳の隅々にまで浸透するような虫の声は聞こえないといいます。
『物音ひとつしない静かな夜もいいもんだね』と言われて、ギクリとしました。
かなりうるさいんですけど。
『潮騒は』
『ここまでは聞こえない』
やばい! 普通にザバーン ザバーンと聞こえてます。ここはひとつ自然体でやり過ごすことにしました。老いは遅かれ早かれやって来ます。その都度対処、判断していかないと。
白内障の施術をしたのは、昨年のこと、免許証の更新に引っかかって判明、片目の手術をし、もう片方は緑内障と診断。毎日欠かさず3種類の目薬を寝る30分前から点眼します。
毎日見張っていないと、眠ってしまうので、起こしながら、時間を置き3本差すと倒れるように、寝てしまいます。ここまでが、本日の私の仕事です。
今度は耳に来ました。さて、どうしよう、補聴器か、集音器か、まだ治療でなんとかできるのか、夫になんて伝えたらいい?
と、診療所に行ったら、医師が伝えてくれました。
『昨年手術した目は良好、もう片方も、白内障と緑内障の合併症なので、手術を勧められた』
この場合、私の腰痛は後回しにして、夫の手術を先にすべきか。無理をした、パーツのひとつひとつがメンテナンスの時期に来ています。
寝たきりにならないためにも、ひとつづつ確実にやっつけるしかありません。
夫の年齢では致し方ないとして、私は早すぎるのではないだろうか?
長年、陽の光に縁がないビルの中や地下街での仕事だったから、これからは毎日、陽の光と共に生活します。
あと、10年、やりたい事が山ほどあります。