おはようございます。
夫の巣穴の整理をしています。なんと、みかん箱に3個の書類の束を発見。
あっ！ これは、個人情報に関わる書類、学生名簿だ。何故こんなものが、亡くなった爺様の同窓会名簿かも知れない。住所、名前、大学名、電話番号、見事に揃っています。
こんな冊子が学生の数分出回っているとしたら、もう、個人情報保護法なんてのは、ない方がいいくらいだ。ダメだと言われたら興味が湧くし、買取業者もいる。
卒業アルバムの裏にも、学生名簿があったよね。あれも、個人情報です。
会社のとある部署の会議資料、社員名簿、取引先の依頼書や見積もり書。
結局、底辺の職業の我が家にやって来た。しかも、ノー天気な夫が一軒なんぼで、格安で受けた仕事だ。娘さん1人で可愛いそうだったって、かたや家だけ、土地だけで数億円は下らない。
昭和世代の遺品整理には、とくに気を使います。機密情報を処分してくれる業者もいます。
でも、多分この書類の束は、そんな費用は計算に入れていません。大手企業の相談役の遺品の中にありました。夫はもう受けちゃったからと言います。引っ越しを前に、これ以上の出費はしたくない。我が家にあるのは家庭用シュレッダー。
連続使用2分で、この個人情報の山の処分は無理です。夫は出来ないので、巣穴に隠し持っていたのか？ 今日からフル回転で、機密情報の処分に取り掛かります。
これって、キッチンお掃除の仕事じゃないんじゃない？ 今日から4日間、シュレッダーを冷やしながら酷使します。
離婚してやろうか？ 沸々と湧いてくる黒い霧が、ドラマチックな感情を呼び起こします。
シュレッダーの音をBGMに、亡くなった会社の相談役を呪い、機密情報を個人に託した企業を呪い、我が家の底辺の職業を呪い、シュレッダーをフル回転させています。
遺品整理、早めに取り掛かって下さいな。
私は、今回の引っ越しで、アルバムは全て処分しました。ただ、税金の書類は5年から7年保存の義務があるので捨てられません。
家庭用焼却炉が欲しいけど、地球温暖化につながるし、夫のようにハサミで切っていては、いつ終わるか判りません。結局、我が家の最下層の私に回って来るのだ。
カーストの底辺を噛み締めながらシュレッダー4日分。1日40ℓのゴミ袋6個だ。企業系のゴミ処理は有料シールを貼らなきゃならない。
だから遺品整理って、何十万も請求されるのよね。
数万で請け負う我が夫かな。
家の嫁は病気をしても、俺より頑張るって、アンタ！ 寿命は縮みっぱなし。
