azamiの趣味 離島生活

きしべのあざみ この頃の趣味

パンドラの箱が開いた

パンドラの箱には長年溜めた病気が入っていたようです。一気に噴射。皮膚科、脳神経内科、整形外科、泌尿器科。それぞれの処方薬が数種類。

 

素人でも、これはヤバイケースだと、注意警報が響くけど、早く良くなりたい、回復したいので、取り敢えず飲むことにしました。

 

6日間は出された処方薬を手のひらにいっぱいのせて放り込んでいましたが、痛みがひいてきたので、また、ダブっていた胃腸薬を一種類減らして、膀胱炎も、便秘も解消したのでストップしました。

痛みより、複数の薬が怖かった。

 

友人のナースに相談しつつ、今は血圧降下剤と、血液をサラサラにする薬、ビタミンD、鎮痛剤、胃の薬、抗アレルギー薬。6種類と、湿布薬、軟膏2種類、骨の注射になりました。

 

血圧は107/78  正常値ですが、はて? 降下剤は飲み続けていいのやら?

背骨と腰の痛みは未だ続いているし、モルモット状態で、自分では管理しきれそうにありません。

 

ベッドの上で、自分が飲んでいる薬の飲み合わせや副作用を調べているうちに恐ろしさは増すばかり。

飲みたくないけど、飲むしかない。

 

せめて、薬局は一か所にしています。

薬剤師なら飲み合わせも注意してくれる筈です。

確か始まりは、脳溢血だったのに、次から次にいろいろ発症しました。

 

極めつきは、入院中の病院のナースがコロナウイルスに感染。隣のベッドの方が濃厚接触者。

さっさと逃げるように退院したけど。

 

こんな筈ではなかったのです。脳溢血は極めて軽度だったから、今頃は普通に生活出来ていました。

 

【ここから、夏の怪談】

このシナリオは、コロナウイルスが上陸した頃に始まっていました。

慌ててブログを振り返って愕然とする、そして釈然とする。

 

何気なく書き溜めた文章をはじから書籍化し始めて、宣伝のためにブログを再開しました。老後、自分で読むために書いたオカルトやファンタジー、オカルトは老後は読まないと、書籍化はやめて原稿ごと売ってしまいました。

 

4月に40年以上も会えなかったかつての親友に、新幹線に乗って逢いに行きました。会いたくて、急かされように九州まで1人旅。

 

帰って来てから、もう1人の親友をネットを駆使して探していますが、まだ見つからない。

それと同時に私の周囲から急速に人が去って行った。3人の兄たちから絶縁を言い渡される。だけど、私には全く非が無いのでかえって清々した。

 

お金を渡したり、好物の食べものを運んだり、一生懸命縁を繋いだけど、もうめんどくさくなった。

そしたら絶縁されたけど、まあこれはこれで。

 

本を主人の田舎の兄と妹に送ったら叱られた。

本を出すのにはお金がかかる。そう、60歳にもなってファンタジーを書く私に腹を立てているらしい。

 

私も腹が立ったので、もうこの縁も要らないと思ってしまった。一方的にキャンキャン叱られて。

プリントオンデマンドで大してお金はかけていないのに、自費出版と思ったんだろうか。

 

そして、友人、知人が意味もなく、1人また1人と去っていった。一日中悲しみに囚われて、さすがに異変を感じたとブログに残した。

 

脳梗塞で倒れた翌朝、窓の外に少年の姿を見た。幻影か、幻覚か、すぐに誰かわかったのも不思議だ。ネットで、彼のブログを見つけ、書き込みをした。

すぐに返事が来た。

 

古い縁が復活し、長年引きずっていた縁はあっさり切れて行きました。

脳梗塞を起こして納得。

あの日、私は死ぬ運命で、死へのカウントダウンが始まっていたのです。

 

同じ日に、自ら命を断とうとしていた古い知人と偶然繋がり、なぜか、私も彼も一命をとりとめたのです。なぜ助かったのかはわかりませんが、なんと、私のラインやツイッターのメンバーはすべて、コロナ以降の友人、知人に入れ替わりました。

 

あっ、夫は残っています。あまりにわがままな夫をもてあまし、最後通達をした翌日、倒れたので、夫は自分のせいだと反省し、うるさいくらい面倒を見ようとします。

 

オカルト、ファンタジー脳で分析するなら、アセンションという次元上昇に辛くも乗ることができたのかも知れない。本来ならカウントダウンに入っていた命が、なにかによって未来に繋がったようだ。

 

人生が走馬灯のように浮かんだら、それはカウントダウンなんだ。終活ははじめたけれど、まだ終わっていない。脳梗塞、圧迫骨折、再び尻餅による圧迫骨折。私は偶然とはいえ、その過程で友人のひとつの命を繋いだ。結果カウントダウンから逃れたのだ。

 

多分しばらくは命に関わるようなことはないと、ほっとひと息ついています。

 

僅か半年の間に起こったことなんだ。不思議だけど、本当に奇妙な半年だった。

ドタバタ劇場の閉幕です。