脳梗塞、しかも後頭部に梗塞が沢山あるそうです。
病気には優先順位がつくらしく、担架に載せられるときに、腰を打っていて、歩けないと言ったけど、我慢してと言われた。痛いものは痛い。
ただ脳梗塞のメンテナンスが重要なので、多少痛いと訴えても、担架に載せられ、救急車に運ばれます。担架から、検査室に、検査室からベッドに。
『優しくしてね、痛いから!』
そして、病床のベッドに行き着くまで、痛さと、気持ちの悪さは続きます。
そして、食事はその日は出ません。翌日も水も食事もなし。
人間の体なんだから、いつか終わりは来るけど、せめて平均寿命は行きたいなあ。コロナウィルスと戦っている方もいます。痛い、苦しいはつらいことです。なかなか、身をもって経験しないと、理解は難しいかも知れません。
病室も前回と同じ場所、4人の患者は1か月の間にすべて入れ替わり、知り合いになった面々は居ませんでした。きっと転院したんだ。どんな事情かわからないけど、みんなグルグル転院しています。
老人医療の関係かと思っていたけど、若い患者さんも、三箇所目だと言っています。
なかなかこの国で天寿を全うするのも大変です。
やりたいことがある訳ではない。未練を引くようなこともない、でもまだまだ20年は残っている筈なので、目一杯がんばりたいよいな?
とりあえず、今回は軽症です。
次回は生還できるかなあ。後頭部の脳梗塞。ロシアンルーレットのごとし。
そして、まだヘラヘラとしている私。