おはようございます。離島に越して来て、自分がどこの何者なのかわからなくなりました。そんなことはどうでもいいのです。日本経済の影響もさして関係ないし、知らないうちに政府から、離島援助金なるものも受けているらしく、離島と言うだけで不便はないのです。
必要なものは、Amazonで取り寄せています。ほとんどの島民が使うAmazonは実店舗があれば、この島の人口にそぐわない大きな建物だろう。
この島に生息している猪は、近年海を泳いで上陸したらしい。島では、必死に罠を仕掛けて捕獲していると言うが、猪肉は販売されていない。そこで、役所に聞きに行ってみた。年間400頭の猪を捕獲、埋葬していると言った。埋葬場所は島の中だ。えー、そんなに広い土地があるのね。猪肉は、ボタン鍋と言って、山梨の山間部では良く食べていた。
癖はあるが、食べにくくはない。何故埋めてしまうのか? 隣りの福江島にあった食肉処理施設が閉鎖してしまったのが理由のようだ。
近い将来、日本が食料危機に陥っても、この島の1800人は食べて行けるのだ。
地震などの天災も皆無である。
だから、危機感など無いのに等しい。
役所には何回も行ったけど、草刈りはよくやってる。表面の草を草刈機で刈る。とりあえず、野菜はほとんどの家の畑で作っている。我が家は引っ越して3か月、まだ少しの野菜しか収穫してないけど、分けて貰える。
魚もたまに頂いたり、サザエもお裾分けがある。前の海では、ヒノンドと呼ばれている貝なら拾える。巻き貝で身を取り出すのは秘訣があるらしいこれがとても美味しいの。正式な名称は不明。
世界や、日本を望むのも、おそらく今年が最後。次第に興味が失せている。ちょっと怖い