azamiの趣味 離島生活

きしべのあざみ この頃の趣味

風邪でしたおまけに

おはようございます。しばらくお休み頂きました。風邪で身動き取れず、おまけに釣り人を一人拾いまして、三日間釣宿していました。

 

皆さん留守中ありがとうございました。

ところで、以前こちらなに縁と縁のことを書いたことがありますが、縁と言うのは、まことに不可思議、不可解です。

 

確か、風邪でだるくて、食事の支度もめんどくさいので、島でただ一軒行く『もやい場』に昼食を食べに行きました。

 

なんと、休みで、地図を見ながら少し先にある食堂に行きました。そこで旅行者の青年に今夜の宿はないかと聞かれて『泊まるところ見つからなかったら家に来て』と、軽い社交辞令をさらりと言っておいたの。そしたら夜『カンパチが釣れたから持って行きます』と電話が来た、やや、忘れてた。慌ててどこに居るか聞いたら、釣りをしていて、終わったところ、野宿の支度をしていると言う。やらかすところでした。猪が出る離島で、野宿は危ない。

 

うちに泊まるようにと言い、慌てて彼の食事を作りました。カンパチ片手に、満面の笑みの青年が来ました。主人は大喜び、何故か初めから主人はこの青年がお気に召して、釣りの話しで盛り上がっていました。明日の予定を聞いたら、飛び出した名前にびっくり‼️

 

主人の50年来の親友の息子に挨拶に行くと言う。何故知り合い? 同じ職場だったと。

 

更に私のスマホに着信の履歴がづらりとある。折り返し連絡すると、福岡の私の親友。友人の子供が奈留島に行って野宿するんだと、親が心配している。見つからないかなあ。

 

え、え、その青年は今家で食事してるよ。

と、またまた不思議な縁が。

と、主人が横浜の駅のホームで島の同級生に会ったとか、東京の小さな路地で島の友人とすれ違ったとか、そんな話しで盛り上がりました。

 

まさか、まさか、まあ、兄貴には嘘だろと、はなから相手にされなかった。作家は皆んな妄想癖があるならな。って、なんて言いようでしょう。

 

夫の友人の息子は、転勤で隣りの島に来て、土日はこちらの島に来ているらしいと言う。父親はまだ島民である。さっそく連絡する。親友も何故うちに彼が居るのかと、びっくり。

 

そこから、たくさんの縁と偶然が、線で繋ぐように結ばれたのです。島に上陸してすぐにレンタカーを借りたた親父さんは、旅行者の車を見かけないと心配して探していた。その親父に挨拶に行かなくちゃと言っていたが、その親父さんは主人と懇意にしている親族。彼は実は島の空き家を譲り受けたから、下見も兼ねて来たのだ。

 

一泊して朝まだ夜も明けないうちに釣りに出かけた。鯵が釣れただけだったけど、他の人は大きな魚を上げていた。道具を失敗したからまた釣具屋に行くと言うので、主人が兄貴の家だから一緒に行くと出かけた。

 

レンタカーを借り、釣り道具屋で釣具を購入。釣り道具屋は兄貴がやってる。翌朝一緒に釣具屋に行くと「なんで、お前たちが一緒にいるのか」と驚いてる。家を見に来たと言うと、親戚の家で解体を依頼されたと言う。費用が嵩むので、見合わせてると言う。『えー😱』彼は友人に家は要らないと伝えることにした。

 

それより、今朝目の前で釣りをしていたのは、甥と子共たち。『今朝、子供が60㎝の魚を釣り上げてた、この島すごいです』

『あの兄ちゃんか、それなら、糸はこれ、リールはこっち、ルアーは10㎝』

彼はしっかり釣具屋一家の視野の中にいた。

 

ここまで縁が繋がるとは、不思議、不可思議。こうなると、今居る私たちの世界は、誰かが考えたシナリオじゃないかと不安になります。

 

風邪は回復に向かっています。あー辛い1週間でした。