おはようございます。島に来てから無用な早起きになりました。早起きしたからって一日が長いだけ。
今朝は朝焼けで、無数の鳥が風に乗って、我が者顔です。
カラスにトンビ、サギは2種類いたけど、アオサギなんだかシラサギなんだか分かりません。のちのち学習します。
人間の数の方が遥かに少ない。見える範囲だけでも鳥は数十匹はいます。朝から海を見ているのは、私一人きり、これって、狙われたらひとたまりもない。トンビもカラスも大きいし、1mまで近づいても、逃げない。
寸前のところで空に舞い上がって、ギャーギャーと鳴くのです。ヒッチコックのバードを思い出しました。え? 古過ぎる? 知らない?
あーそうですか。
マタンゴ知ってますか? ウルトラQよりちょっと前の特撮映画です。知らない?
まあいいや、なんだか時の流れがこれほど速いとは思いませんでした。
ついでに父親の人生も振り返ってみちゃいました。間に太平洋戦争があり、ビルマ戦線に行きました。本当にあっというまにの人生だったでしょうね。
2、3日前に、兄貴から、島に来た目的と、将来のことを尋ねられました。
無計画、もちろん、叱られました。
だって、子供がいない人生、一代限りで終わり、老後に面倒を見てくれる人もいない。叱られたってどうにもならない。
島に戻ることを目標にしてたのだから、その後は行政に任せます。生きられる限りは生き延びて、無理なら仕方がない。まな板の上の鯉です。子供が居るからって、そんなに大差はないんじゃないかな。2025年に世界大戦が勃発なんて予言や噂もありますし、現に戦争をしている国もあります。20年先のことなんて‥‥‥アンタ分かるのかい? 言い返せない。
とはいえ、あまりの物言いに、三日も微熱を出して、やる気も失せました。
でもね、復活ですよ。考えても仕方がない、せめて兄貴よりは長生きして、見届けて上げます。戦争になったら伯母たちのように、戦地に付いて行くかも知れません。