azamiの趣味 離島生活

きしべのあざみ この頃の趣味

春の星座⑥からす座 やまねこ座 こっぷ座 ぽんぷ座

【からす座】

カラス座は、意外にも紀元前1900年頃にはすでに見上げている人がいました。地味な星座ですが、好きなんですよ。3つの3等星で構成されているので、明るい星座ではないですが、暗い空では目が慣れると見つけるのは案外かんたんです。

【からす座神話】

アポロンと妻ニコラスの使いをしていた人の言葉を話すカラスでしたが、ニコラスが浮気をしてるとアポロンに嘘をついたために矢で射られてしまいました。カラスは4本の杭に磔にされた姿です。体が黒いので杭だけが見えています。

 

カラス座には二重銀河、アンテナ銀河があります。銀河同士が衝突している珍しい銀河です。

 

【やまねこ座】

おおぐま座の前足の部分に、ぽっかり空白の部分があります。よく見ると淡い星があります。やまねこ座は星がない部分に作り出した星座と言われています。頭の部分は地平線に沈むことなく、1年中見られます。新しい星座なので神話もありません。

【こっぷ座】

レミー星座のひとつで、暗い星の星座ですが、古くから眺められています。杯の形の星座で、この星座の位置でナイルの水嵩を測っていたと伝えられている重要な星座です。

【ぽんぷ座】

新しい星座です。特に私自身確認した事がない星座です。神話も見当たらないですが、化学実験道具のシリーズで、真空ポンプだそうです。

【ろくぶんぎ座】

暗い星の集まりで、レグルスとアルファルドの間にある小さな星座です。新しい星座でとくに神話もありません。

 

あまり見上げない星座で、からす座は、神話が面白いなあと思って見上げるくらいで、特にこの辺りは印象にないと、正直に話しておきます。

 

こんなことだから、田舎に行ったときや、山の上で見上げる星野では、無数の星に圧倒されて、星座が見つけられなくなります。東京の星空とまったく違う圧倒的な星の数を前にすると、5等星以下でも見分けられたらいいのにと、思うのです。