湖東平野に突出するこの赤神山は、標高350mと低いけれど他に競い合う山がないため、遠目にも見事な山容を呈しています。
この赤神山は、8000万年前の火山活動の結果出来上がった巨大カルデラの外輪山の一部が残った箕作(みつくり)山系の、そのまた一部を成す豊かな自然が残る神体山で、太古より人々の崇敬を集めてきました。
太郎坊天狗の伝承もある修験道・磐座信仰に神道と天台密教が混合した山伏の山です。
推古天皇の時代には「正哉吾勝勝速日天忍穂耳命」を祀る社を建立し、「阿賀神社」としたといいます。
御祭神は天照大神の第一皇子にあたるといい、名前に“勝勝速”の字が含まれることから「神験即現」の大神、神様の御利益がすぐに現れる、勝利の神として信仰を集めているとされます。
この阿賀神社(太郎坊宮)の創建は古く1400年前と言い伝えられ、聖徳太子が当地箕作山に瓦屋寺を創建した折に、ひときわ霊威を放つ赤神山に注目して、山腹に小祠を建て国家の安泰を祈念したことにはじまると言われています。
山岳信仰は、金属資源や薬草の探索と軌を一にしており、以来赤神山を擁する箕作山系は修験行者たちのメッカとなって栄えていきます。
祭神は天照大御神の第一皇子の天忍穂耳命で、その諡名から、近年では勝運の神とされています。
別名箕輪山太郎坊山として名が通っています。
【家一軒丸ごと整理する】
あーくたびれた。書庫の整理も佳境を迎えました。本人には貴重でも、買い手があるかは運次第。
大切な図録や、写真集など、なかなか処分出来ない領域に侵入しました。
誰かが引き受けてくれるとありがたいのですが、重たいし、場所もとります。
いつも掃除には難儀していました。これらの他にも図録は沢山ありますが、ほとんど売れないのです。
ダイエット本、経理本など実用書ばかりが売れてゆきます。悲しな。でも、今回は3日づつ2回出品したら諦めて、ゴミとして廃棄します。はい、断捨離です。こんなに重い本は70過ぎたら持ち出せません。
なんか、急に悲しくなってしまった。美術館よく行ったんですよ。会社が上野にありましたから、日本橋も近いし。源氏物語の図録は、薄いのですが、源氏物語が10巻までありますから、セットで何故か2セットありまして、1セットは売れました。1セットは何故か途中2巻が抜けていたので、友人が引き取ってくれました。寂聴さんの訳本は持っていませんが、図録はありました。美しい写真が沢山。でも、とうとう処分を決めました。
子供がいない我が家は、今のうちに片付けないと、誰かに迷惑をかけてしまいます。
それは絶対に避けなければ‥‥‥。
あー本の処分は、アルバムを捨てるより、体力と気力が必要です。
皆さん、アルバムどうします?
やはり、私は処分しようと考えています。
それに、捨てるより、まだ読んでない本にも見切りをつけないと。あーあ、大菩薩峠、平家物語、何回挫折したのだろうか。老後ならゆっくり読めると思っていました。電子書籍で読みます。