azamiの趣味 離島生活

きしべのあざみ この頃の趣味

秋から冬

朝は目が覚めるとすぐにファンヒーターのスイッチを入れました。現在は気温も16度まで上がり、部屋は23度。快適です。

 

自営業の夫は、たまにふらりと帰って来ます。だから常に、おやつや昼食を頭にいれて、突然来たときに備えています。自分の家だから、当然で入りは勝って気ままです。

 

でも今日は大丈夫、新しく作ったお弁当袋に、お握りや、卵焼き、さわらの煮付けを持たせて上げました。お弁当のサービスは基本していません。

 

とても嬉しそうに、秋晴れの空の下、お弁当袋をぶら下げて出掛けて行きました。どこかの公園で、早めの昼食を食べているころです。

 

と言う訳で、今日は昼は帰って来ないと思います。さて、私のお一人様ランチは、手抜きです。でも、チキンドリアが食べたいなあ。

 

ミシンを使いつつ、考えます。材料はたくさんあるし、シーフードだろうがチキンだろうが容易い。ホワイトソースはめんどくさいので、シチューミックスに牛乳を少し加えて、鶏肉ときのこ、玉ねぎを一緒に煮ます。

 

あとはこのクリームソースをご飯にかけて、ベーコンとピーマンをトッピング、ミックスチーズをちらし、マルゲリータをスライス。レンチ2分のあと、オーブントースターでさらに3分。

 

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これは、酷い。

あれ? ちょっとチーズが足りない気が‥‥‥。

でもお一人様、満足です。いつも、昼は手抜きです。誰かご馳走してくれたら、嬉しいのに。 

 

夕食のリクエストも今日はありません。アサリの味噌汁と鮭とキノコのホイル焼き、そうだ、半額セールで買った海鮮わさびがあります。なにか、肉料理が必要かも。ピーマンの肉詰めを作ります。久々のセーユーで合い挽き肉を買って来ます。

 

近くの歯科医に行く日です。

それまでに、バックをひとつ仕上げて、歯の治療が終わったら、ポーチを二つ作ろうと思います。

 

計画はたてますが、なかなか思うようには行きません。常に変更ありきで、柔軟にこなして行きます。昨日みたいに、うまく行かなくて、癇癪を起こす寸前なんてこともあります。

 

昨日の昼過ぎ。

「奥さーん、排水ができないよ」

ミシンをかけているとき、裏から声がします。「うち?」

うろうろよろよろ、出てみると、近所の老夫婦が困り顔で立っています。いそいで、駆けつけると、台所のシンクの水が抜けないらしいのです。ヤカンでお湯を沸かし、排水口に注ぐと、ゴゴゴと音がして、あっさり流れました。

 

帰ったとたんに、玄関ドアを激しく叩き、また慌ててよろよろと出て行くと、先ほどの老女が「工具かして!」

「工具って何を?」

「わからないから来て」

行くと「なんだ、あんたか! 旦那はいないの? ならわかんないや」

呼びつけておいて、手ではらいます。年寄りには優しくしようと、常に思っていますが、さっきはありがとうでもなく、この態度。 

 

男尊女卑の時代に生きた人だ。 92才になった。お元気だ。

「どうしたの?」

「水道の元せんが開かない」

どうやら、先程のトラブルで元栓を締めたが開かないから、レンチが欲しいらしい。

試しに手で捻ると簡単に開いた。

 

すると、蓋を締めて家に入ってしまった。

以前から、よくご近所と揉めていたけど、ああ、こんな人だったのか、と改めて思ったのだ。しかし、その後でまた来た。

 

「家の鍵が開かない」

奥様が先に家に戻り、中から鍵を閉めてしまったようだ。多分89歳の妻が先に何かに怒ったらしい。ただ妻には遠慮があるようだ。

 

それで、私に女房を呼べと言うのだ。ちょっとキレそうになりました。 

「さっきみたいに、扉をガンガン叩いて呼んでみて!」

私は放置して帰りました。

 

はい、すみません。こんなことくらいで‥‥‥。

予定など狂うのが当たり前。もう一度反省して、深呼吸をしてから、お裁縫どうぐを片付けた。また来るかも知れないので、作業を諦めたのです。心にゆとりを、生活に遊びを。

 

でも、これくらいのことは、週に何度もあるのです。

 

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