azamiの趣味 離島生活

きしべのあざみ この頃の趣味

優柔不断を反省します

おはようございます。歯の治療ですが、一晩経ってまた考えが変わりました。

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一気に数本の歯を治療するスピーディーな先生か、私の体調を見ながら、一本治療するのに一ヶ月以上費やす優しい先生か。

 

両極端なんですよ。西の横綱、東の大関。果たして軍配の行方は?

 

やはり、これから痛い歯の治療に入ります。急がなくても、優しい先生の方がいいと言う結論に達ました。優柔不断な行司です。

 

でも、一度に沢山治療するのはいいとして、患者の痛い声を無視して、自分の思い描く治療を推し進めるやり方は、やはり、偉い人にありがちなエゴイズムだと思ったのです。

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落ちついて、考えると! です。私は勢いに完全に飲まれていました。

婦人科の先生も、いささか親切が過ぎて強引だった気もします。

 

他の先生に診ていただいたのに、また引き続き元の先生に、お願いできるか、思い切って聞いてみました。おばちゃんですね、若い頃ならどちらからも逃げ出していました。

 

「僕の方は全然構わないですよ。ご自身のことですから、よく考えてください」と、やはり、優しい。この先の痛い歯の治療も怖いし、やはり優しい先生の方が信頼できます。

 

ふらふらと迷いながら、ずっと断り続けた誘いに、何度も乗ってしまう、優柔不断な態度には、我ながら呆れてしまいます。

 

月曜日に、火曜日の予約をキャンセルして、元の先生に引き続きお願いする予定です。

婦人科の先生には、ワクチン接種をして頂く都合もあるので引き続き通院予定です。

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私の優柔不断が悪いのか、何度も理由を話し、断り続けても、さらに強く勧める医師に問題があるのか、頭が痛い。

 

世の中にはよくあることですが、強い心は折れやすい。柳に雪折れなしの精神を身につけて、良い歳を重ねたいと、再確認しました。

 

四方八方にお詫びします。これって患者がやる事ですか? 優柔不断のお詫びはしなくては。

 

世の中の不具合も、ルールを守らない極少数の人間から波及して行くのだと、つらつら考え見ました。優柔不断が悪いのか、プレッシャーをかけるアナタが悪いのか。

『長いものには巻かれろ』と言うのもありましたね。

 

私は1番末っ子で、その長いものは、私以外の家族すべてですね。強弱はあれど、常に押さえつけられていた。すっかり、生きる術を身につけたけど、無条件に従ってしまう。一度飲み込まれてからじっくりと反撃のチャンスを伺うような小賢しい子供だったと、この件で、己のルーツまで辿ってしまいました。

 

気が小さいのだから、生きる術はこれでいいのです。いきなり衝突するのは得策ではない。ただ、プレッシャーに思考停止する防御装置は必要ない、向かって行く発射装置を搭載して、優しいおばあちゃんにならないように注意しなければと、再確認しました。

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つまり、優しく、柔らかく、癖っぽく、優柔不断で頑固な年寄りに私はなりたい。

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