例年は、三が日のどこかにメニューにカレーが入りますけど、今年は今日まで持ち堪えていました。
いつでもカレー、飽きたらカレー、急に食べたくなるカレー。カレーはアレンジも豊富で飽きることがないですよね。
スパイスをミックスして、カレー粉から作るのは、年に一度くらいです。カレールーを使えば、失敗なく美味しいカレーが作れます。わざわざスパイスだけのカレーを冒険してまで作らなくなりました。
今日は私のアレンジカレーをいくつか紹介します。
夫が好きなのは、スペアリブのカレーです。スペアリブだけでも、鳥、豚、牛と味は違います。
スペアリブを食べやすいサイズにカットしてもらうこともありますが、最近はパックされた5.6本入ったスペアリブを2パック購入します。
軽く塩胡椒して、厚手の鍋で表面を焼きます。焼けたら、玉ねぎ、人参、トマトを適当なサイズにカットして加えて、煮込みます。スペアリブのカレーの時には、ジャガイモは加えません。お好みのルーを割り入れてから、さらに15分ほど煮込みます。コクが出て美味しいです。
仕上げに、必ずレモンをちょっと絞ります。
欧風カレー、最近流行っているのか、よく目にします。ちょっと洒落たレストランだと、欧風カレーなんてメニューに書いてあります。
私は老舗喫茶店の『椿屋』さんのカレーが大好きで、わざわざ食べに行きます。喫茶店で、このクオリティって、はじめはちょっと驚きました。
ちょっと調べたら、レトルトはじめたようです。
昔湘南に『珊瑚礁』ってお店があって、当時もすでに有名店でしたが、夫と毎週のように通っていました。昨年、スーパーに珊瑚礁のカレーのレトルトがありました。即購入。香りはまったく同じだったけど、お肉はレトルトでは味が違うのは仕方がないのだ。
たまに、家でも欧風カレーが食べたくて、ちょっとアレンジしちゃいます。
欧風カレーとは、日本で考案されました。デミグラスソースをカレーにアレンジしたのが最初らしく、由来も始めに作った人もはっきり分かっていますが、失念しました。はい、忘れました。済みません。
違いは、ビーフを使うことです。ビーフカレー、スパイスはもちろんアレンジで、多種多様なスパイスを組み合わせて作ります。家では、ビーフカレーのルーを使えばいいだけです。仕上げにお好みのスパイスで香を整えればOK、私はセロリのすりおろしか、始めからセロリを入れて煮込みます。りんごをすりおろすこともあります。とろみがあるくらいが美味しいです。
インドカレーとはなんぞや。
今日はインドカレーのつもり。
本番インドカレーのお店に行くと、ほうれん草のカレーや豆のカレー、チキンカレー、ポークカレーもあります。トマトペーストがたくさん入っていたり。辛味はそれほど強くありませんよね。
で、我が家のインドカレーは、とりあえずスパイスをプラスします。鍋に油をしいたら、クミンシードを入れて、泡が立つのをしばし眺めたら、玉ねぎのみじん切りを投入、トマトざく切り投入、お水をヒタヒタに入れて、人参、豚肉投入、野菜と肉が柔らかくなったら、ガラムマサラをスプーン小サジ1.コリアンダー、カレールーを入れて、煮込みます。まあ、こんな感じで香を立たせるだけで、ルーだけよりも、我が家の味になります。トマトペーストや、ホールトマトを使う時もあります。
気が向いたらジャガイモも入れます。夫が、ジャガイモが入ってないのはカレーじゃないと言い張ります。ちなみに、今日はジャガイモ1個入ってます。豆がある時には豆を使います。テーブルに出す時に「今日はインドカレーでーす」と言えば、インドカレーです。
「今日はビルマカレーだよー」って言えば、凄い反応。みんな大好きビルマカレーとはなんぞや? おばが戦時中にビルマで食堂をしていたらしく、母はおばから教えもらったの。なんでも、水を使わない、野菜からの水分で調理するらしいけど、私はいくら試してもあの味にはなりません。驚くほど辛くて、フルーティな香もします。山梨のいとこが唯一受け継いでいる味になってしまいました。最後に食べたのは、早、四年前。鶏肉、トマト、レモン、玉ねぎ、唐辛子、胡麻油、これをどうしたものか。かなり近いものが出来ますが、違うんですよ。でも、私は自己流の無水カレーをビルマカレーと勝手に命名。年に2回は作ります。レモンもたっぷり使いますが。
タイカレー、今はプレーンになりました。ホテイの缶詰めにもタイカレー有りますよね。
タイカレー、鶏もも肉、ナス、ピーマン、カレーペースト、チキンスープ、ココナッツミルク1缶。あとは仕上げに、ナンプラー、こぶみかんの葉を入れます。でも、タイカレーはレトルトでもかなり本物のお店のカレーに違いので、実際作るのは年に1.2回。あとはレトルトか缶詰めです。鶏肉を美味しく食べるためには、やはり作った方がいいですね。野菜を炒めながらココナッツミルクを数回に分けて入れるのがコツかな?
家庭料理はそのたびに味が違うのがいい、ナス炒めだって、辛い時も、甘い時もあるから飽きないですよね。美味しい料理を作るためには、美味しい味を知らなきゃ出来ない。
今は家にこもっていますが、働いていたのは、日本橋や横浜、美味しい料理が集まっていました。休みには食べたいために、ひとりで出かけたり。今は家でゆっくりのんびり美味しいものにありついています。