ちょっと肌寒いくらいです。今日から家の引っ越し再開します。
約2週間の遅れですが、ちょっとだけ急ぐ程度でなんとかなりそうです。
JCOMのケーブルテレビと電話回線を使っていたのですが、ネット広告に『引っ越しが決まったらJCOMに知らせるように』と載せてあるので、少し早いと思ったけど、JCOMの窓口に行きました。あっ! しまったと一瞬よぎりました。
通されたカウンター席の椅子に座っていたのは、A Iで作ったような30代の男。10年前はたくさんいたけど、まだ生息しているのね。
特徴は、顔に表情筋がない、口調は丁寧で、マニュアルを読み上げてるようなセリフを吐く。
いやいや、こんな対応をされたら、イタズラしたくなるのです。
「いらっしゃいませ、なにかお手伝いできることはございますか?」
「近くにお弁当屋さんある?」
「???」
「ああ、ここはJCOMなのね」
「さようでございます」
「6月末に引っ越しするからお願いね」
「あっ、お引越しですね、日にちは決まっていますか?」
「6月末です」
「まだ対応出来かねます」
「ネット広告出してるわよ、2カ月前からだって」
「1カ月前にお越し下さい」
「なんで?」
「???」
「どうして、なぜ?」
まるで、アレクサーだ、メーカーのヘルプセンターもこんな感じ。一時期、電話のサービスセンターなんかも、マニュアルにない応答をすると、フリーズしてしまう。最近はまた、普通に対応できる人間に戻っているようですが、こやつは見た目通りA Iロボットだった。実は質問がたくさんあったけど、2分で断念、白旗を上げて引きあげました。
聞きたかったのは、JCOMネットは全国ネットになったのかです。ネットで加入可能なエリアを検索できるのですが、郵便番号検索で、五島列島がエリア内になっているのです。いや、まさかそんなはずはない、さらに細かく見て行くと、関連するテレビ局の名前が並んでいます。その中に五島椿テレビとありました。さて、ここ経由でJCOMに加入出来るのか?
「ちなみにここはどんなサービスがありますか?」例のAI男に、郵便番号を書いて渡した。たかだかキーボードを打ち込むのに、ピアニストのような指使いだ。
「ございません」
終わりです。なんかもう少し言葉を足しなさい!
帰宅してから、椿テレビに直接電話してみたら、話しは簡単です。人間の女性が電話口に出たのです。軽くなまりがありました。
「椿テレビにはどのようなサービスがありますか?メールで知らせていただけますか?」
「インターネットサービスですね」
すると、アドレスを言うと、すぐにサービスや費用などの一覧を送ってくれました。わかりやすく、ケーブルテレビの予約をして、対応できるtpりんくWi-Fiを予約してわずか2分でネット環境が整いました。あの自分こそが優秀と思いこんで、専門用語や、企業内用語、業界用語が仕事が出来る証しだとこちらをこばかにする、どうにもならないヤカラが減少傾向にあるのはありがたいことです。日本沈没まえに、マニュアル対応人間は消えています。きっとどこかの中間管理職や、お役所には山ほどいるのだろうな。
餓死寸前の人にパックご飯をサービスして、その人はパックご飯を握ったまま役所の前で亡くなった。そんな事件や事故がたくさんありましたね。
そうそう、先日も、Amazonからの自動引き落としがあったけど、どうも記憶にない。早速ヘルプセンターに電話、自動音声に従い、関係部署に繋げてもらうと、ありがたいことにに、人間が出た「サービスカウンターです。どうされましたか?」
「身に覚えがない引き落としがあったの」
すると、いくつかの質問ののち、遠隔操作で設定の解除までやってくれた。Wi-Fiモードじゃなくてモバイルモードに切り替えて、サファリの画面から接続するらしい。
「ああ、苦手な操作をいろいろやるのね」
「遠隔で出来ますよ」
「お願いします」
「脱会されたのが締め日当日だったので、翌月からの年会費が引落されてしまいました。すぐに差し戻します。脱会手続きはお調べしたところ終わってました。ご迷惑をお掛けしました」
こちらもわずか3分程度だ。しかし、人間とA Iロボットのようなやからは一瞬で判断がつくけど、どこが識別ポイントになっているのか、自分でも不思議です。
あの世代がいなくなったのは、学習したのか、総入れ替えが終わったのか、奴らはどこに行ってしまったのだろう。今となっては懐かしい。
まっまさか! 金沢店.能登地方の皆様、驚きましたね。震度6強と聞いて背筋が寒くなりました。私が知っているのは、東北の震災の時に練馬でも5強でした。6強は未知のレベルです。どうか被害が最小限でありますように。