朝7時にエーデルワイスのメロディが流れます。ようやく日が昇って、相ノ浦湾を眺めることが出来ます。
さっそく外で呼び声が、名前で呼ばれるのはなんとも心地いいですね。奈留島は同じ苗字の人がたくさんいるので、下の名前で呼び合うのがあたり前です。親元を離れてから、名前を呼ばれることが少なくなっていました。
唯一、故郷に古い知人がいて、名前で呼んでくれます。寒くなったので、毛糸のストールでも送ってあげようと思うと、編み物の手も早くなります。ハンドメイド豆蔵は、布の小物の店ですが、冬はニットを中心にせっせと作ります。
隣人は、おろ抜き菜葉をたくさん譲ってくれました。さて、どうしよう。
ひとつは高菜と言ってましたが、なんか違うような。炒めて、麺つゆにつけて頂きます。
もうひとつはまだ巻いてない白菜だろうか?
野菜は良く分かりません。
今日の楽しみが出来ました。離島ならではの、隣人とのお付き合いも極上の楽しみです。
あー、みかんのお裾分けが来ました。近所の屋敷にたわわに実ったみかん。毎日通る度に、もいで食べたくなったけど。なんと、届けてくれました。美味しい❤️ 新鮮で甘くて、酸味があって、今まで食べた中で1番美味しい。
なんか、こう言う瞬間こそが豊かな老後なんだなあってつくづく思います。子供がいなくて、バスも通っていない老後、きっとこれから苦しくなるかも、いや、大丈夫。いつもなんとかなるから、きっと大丈夫。