おはようございます。将夜2観ましたよ。
中国ファンタジー時代劇です。陳飛宇チェン・フェイユーですが、なんとその男主角が王鹤棣ワン・ホーディーに替わってました。えー！です。中国ドラマではあるあるな事らしいのですが、主役ですからね。
でも、我慢に我慢を重ねて、消化不良のまま完になりました。まさか、本当に終わりなの？ 未解決のまま、謎のまま。桑桑は地上に戻ったの？ 夫子はもう戻らないの？ 若い皇帝だって気になる。すべてを置き去りに終わってしまった。なんて荒っぽいやっつけ仕事でしょう。
調べたら、シリーズ3があるらしいのです。消化不良のため次作待ちです。あーあです。
解珠夫人（コクジュフジン）。基本無料で視聴できるドラマしか観ません。40話から50話、長いものでは60話もありますから、無料になるまで延々と待ちます。しかし、将夜2で、あまりの消化不良に陥ったため、ヤンミー見たさに課金して観ました。あれ！こちらも、最終話まで公開されていません。これは胃潰瘍レベルです。
とにかく、ハッピーエンドのファンタジー時代劇を探しています。有名どころはすべて観ちゃったし『霜花店』まで観ちゃったわ。
『霜花店』はR指定の韓流ドラマです。消化不良を訴えたら、これを観るようにって勧められたのです。彼女は幼馴染で、BL好き。怪しいと思ったのですが、コソコソ観ました。さすがに、夫が驚くレベルです。
女性しか愛せない王様の命令で、王様から愛されている部下が、王妃と子作りをすると言う内容ですね。
愛する部下に似た子供が出来たら、自分もその子を愛せるっ、なんとも横暴な。
でも、これは正解。ストーリーじゃなくて、画面がきれいで、この手のドラマとしてはダイナミックなアクションシーンがあり、娯楽的要素もありますね。
韓国の戯れ歌の宴会シーンなど、何回も観ちゃった。いい楽曲です。
アクションも激しく、ワイヤー・アクションも使っていて、激しいシーンもそのままストーリーの一分として観てしまいました。
何故なんだろ、生々しいけど、いやらしくない。とにかく刹那い。切ないではなく、悲鳴みたいな刹那い。
そういえば昔、三島由紀夫の盾の会に入っていたと自称しているおじ様と仕事を共にしたことがある。彼が盾の会と言ったのは『薔薇族』を隠すため盾の会と言ったのだと思うのです。
三島由紀夫さんはそちらの筋では有名でしたよね。そんな彼は生粋の薔薇族で、共に働く美形の男子をお持ち帰りしていました。昼食を食べながら、その自慢話をよく聞かされていました。
トランスジェンダーなどと言う言葉はなく、彼らは蔑視の対象でした。
『エイズ』が上陸した年のでもあります。
公家様の家系で、不自由ない生活。違うのは、何故女性に生まれてこなかったかと言う切ない悩み。
私は純文学を書きたいと思っていた矢先。彼の話は特殊な世界、熱心に耳を傾けていました。いやね、観ている間に、そんな時代とダブって、とにかく日本の成人映画とは違うと感じました。
エイズが怖くて、彼のまわりから人が消えたとき、私は薄い下敷きを間に挟んで一緒に食事をしていました。
「あなた、いくらなんでも失礼じゃない？」
「だってエイズ怖いもの」
「私だって怖いわよ！」って、それなりに、楽しく観察していました。
真面目にR指定。いやらしくないから観て観て。男性には物足りないかも知れません。
