初雪ですね。今日は定期診察日、骨密度と、動脈硬化の検査をします。朝1番で入ったのに、1時間待ちって、患者は私の後に二人来ただけです。
『検査はまた次にします。今日は帰ります』って言ったら、受付の女性はすぐ来ますからって困惑気味。でも、ここは譲歩して、あと30分待つことにしました。10時5分になったら帰ってしまおう。時間にルーズはちょいと困ります。
結局、採血をして、血液検査だけ依頼して帰って来ました。レントゲン技師が遅刻したらしいので、また骨密度の検査は見送りになりました。
さて、今日こそ、口座の明細の入力を終わらせて、確定申告書を作ってしまいたい。
「来週まで待って！ 車に領収書が残っているかも知れない」って、夫は20年間ずっとこんな調子で困り果ててしまいます。
やりたいことは沢山あると思うけど、何から何まで頼られても困ります。
まったく時間は自由に使えません。
諦めて、今日はお裁縫をします。夕方4時半に歯科医の予約と、冷蔵庫が空っぽでスーパーでお買い物。
洗濯もあるし、衣装箱4個を粗大ゴミに出す用意もしなければならない。夫は？ えっ、まだ寝てます。「ちょっと待って、寒いから」。
彼はすでに73才、老人なのです。働いているだけ偉い！ ときには、疲れることもある。
部屋を暖かくして、朝食の味噌汁を作れば起きて来ます。この匂いに釣られてってのは、面白い、効果絶大なのだ。
今朝は鯵の干物と大根とアオサの味噌汁、カブの一夜漬け。凄い効果で皿を並べると同時に起床。笑える。
もう昼食の時間です。私はスパゲティを茹でます。今日は午後から活動開始です。本当、夫婦二人だけなのに、予定の半分も消化出来なくて、これも年のせいにするしかない。時間よ止まれではなく、私の時計の針をゆっくり進めるのが1番の解決策。
追伸
「屋根修理詐欺」家にも来ました。突然のことでちょっと狼狽ました。
「こんにちは、あそこで工事していて、今帰るところなんですけど、お宅の屋根がめくれていて、危ないですよ。親方が教えて来いって言うので」
「へぇ、どこの業者さん？」
「●●会社です」
「ありがとう、主人に伝えます」
「いや、今危ないから、屋根見て上げますよ」
「大丈夫、心配ありがとう、家も同業者なので、夫が帰り次第屋根登ります」
「危ないですよ、風でも吹いたら歩行者にぶつかります。余裕ないです」
「保険に入っているから問題ないわ、お世話様」って、ドアを閉めたけど、大柄の男で、ちょっとぞっとしました。
お隣りの爺様は春に、屋根修理で200万も詐欺られました。聞いてはいましたが、やはり何パーセントかは、もしかしたら親切に教えてくれたのかも知れないとよぎりました。
後になって、都内では屋根修理詐欺も頻発しているとか。
「おまえ、ボサボサな髪で、ジャージ姿だったのか？ そりゃ相手も焦っただろう」
「どうして？ 」
「不機嫌なあんたは、かなり迫力あるよ」
夫のまさかのひと言に、鏡を振り返って見た。
「なるほど」
私は年齢を重ねて迫力なるものを身に纏っていました。悪しからず。
皆様もご注意下さい。詐欺事件はすぐ近く存在します。
